2010年10月

3日目 秋山郷最奥の切明温泉~蛇淵の滝~前倉橋~見倉橋へ
 
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カヤの平高原から秋山郷切明温泉への道は、まさに今紅葉真っ盛り、
バスは、そのいい展望台となりました。
 
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秋山郷は、深い谷間に点在する信州の切明、小赤沢など5集落と
越後の大赤沢、前倉、結束、見倉など8集落、計13集落の総称です。
 
山深い陸の孤島であったがゆえに、かっては平家の落人の隠れ里でもあったという
秋山郷の、最奥に位置するのが、切明温泉です。
 
 
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鄙びた温泉を予想していたわりには、新しい村営の雄泉閣で昼食です。
岩魚の塩焼きに、こごみの胡麻和え、うどの煮物など、嬉しい山菜料理を頂き、
温泉にも入浴できました。
 
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河原では石をどけて、砂を掘ると、下から熱い温泉が湧き出てきますので、
露天風呂を楽しむ人達もいます。
 
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念願だった切明温泉入浴を果たして、次は新潟県側の秋山郷に向います。
 
 
蛇淵の滝です。展望台までは急な斜面に階段があって、どんどん降って行きます。
帰りの昇りが気になりましたが、仕方ありません。
 
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狭い展望台ではゆっくり写真を撮る暇もなく、次の人と交代です。
紅葉にはちょっと早いかな?
 
 
バスに乗って、次は紅葉の名所の前倉橋に向います。 
狭い山道の道路では対向車との交代に、見ていてもドキドキです。
 
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 折角の名所も、今年の暑さには降参…のようです。
2006年の紅葉とは大違いでした。
 
 
次は見倉橋です。ここには対岸の集落との通行のための、吊橋がかかっています。 
 
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吊橋は1回に500Kgの重量制限ですので、8人づつが渡ります。
恐そる恐そる渡る人、途中で止まってしまう人、私はやっとカメラ撮影が出来ました。
 
 
 
 
ちょっとだけの動画ですが、水の音が凄いです!
 
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晩秋の日暮れは早いです。見倉橋を最後に秋山郷ともお別れです。
 
 
収穫の終わった越後の山間の山村風景を眺めながら、また出発地の松本駅まで、
だんだん遠くなって行く鳥甲山を後にして、千曲川沿いを走ります。
 
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列車、バス、タクシーを乗り継いで、長かった2日間のツアーが終わりました。
さいわい行き届いた添乗員さんにも出会えて、
無事秘境を訪ねる旅を終えられ、ほっとしております。
 
最後に同行の友人のYさん、 あなたの気転と、添乗員Kさんのお陰で、
今回の旅に間にあえたこと、心から感謝です。  有難うございました!

2日目  カヤの平高原~秋山郷の切明温泉~蛇淵の滝へ
 
 
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二日目は、ブナの美しい自然林のある「カヤの平高原」へ向かいました。
快晴の天気に恵まれて、2台の小型バスに乗車です。
 
 
 
窓外には美しく紅葉した北信濃の里山の風景が続いています。
 
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青森県の白神山地のブナ林とともに、日本一美しいといわれるブナの森は、
黄葉から茶褐色に変わってしまいました。
 
 
標高1450m、青空に真っ直ぐに伸びた白い木肌のダケカンバが
綺麗な枝振りを見せてくれます。
 
暖かな日差しを浴びて、ブナ原生林教育園の自然観察コースの散策を楽しみました。
 
 
 
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散策の様子をスライドにしました。
 
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今はキノコの時期ですが、動物や山野草が豊かで、四季折々の自然がたのしめるそうです。
 
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ふたたびバスに乗車し、いよいよ秋山郷へ向かいます。

 
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何時までも残暑が続き、今年は紅葉見物もいかがなものかと思いながらも、出掛けました。
特急あずさ1号に乗車、9時40分には松本着、用意されたクラブツーリズムのツアーバスに乗って須坂まで、たわわに実るりんご畑に目をうばわれます。
 
須坂市内の「ゆっ蔵んど」という健康センターで昼食後、タクシーに分乗して第一番目の目的地の松川渓谷へ向かいました。
 
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 轟音を立てて落下する雷滝の模様です。別名「裏見の滝」滝の後側から見る滝は豪快です。
 
 
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つづいて、「米子大瀑布」の散策です。
散策といっても、前夜の大雨で山道はぬかるみで滑り易く、全員山ガイドさんの用意したストックを持っての散策でした。
 
「米子大瀑布」は日本の滝百選の地で、日本三大不動尊の一つの「米子瀧山不動寺」も祭られていることで有名な滝です。
 
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静寂な谷に流れ落ちる滝は、不動滝85mと権現滝75mの二条の滝です。
海抜1300mの駐車場から、約800mの遊歩道で100m登ります。
 
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不動滝は海抜1450mです。約2時間の散策でしたが、下りに自信のない私は途中の不動滝絶景ポイントまでで、リタイアーです。
 
 
 
 
日本でも有数のV字渓谷であるここ「米子大瀑布」です。間近に見られる紅葉の美しさは格別のものでした。
 
カエデ、ブナ、ナナカマドといった広葉樹が、全山燃え立つように紅葉していました。残念ながら、その色がカメラでは映し出すことが出来ませんでした。
 
 
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今夜の宿は、飯山ICに近い木島平の温泉リゾート「ホテルシューネスブルク」でした。
木島平スキー場の一角に立つモダンな宿です。
 
 満月の月明かりに思わずシャッターを切りました。
 翌日は朝から雲ひとつ無い上天気でした!

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10月16日
 
今回のテーマは、神田昌平橋より神田川を描く・・・でした。
 
神田川は、武蔵野市の井の頭公園付近から、都心にある隅田川に合流するまでの、およそ25
 
ロにおよぶ川ですが、南こうせつの「神田川」のほうが有名でしょうか。
 
 
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昌平橋は、御茶ノ水駅にある聖橋の次の橋で、ちょうどこの場所で、総武線、中央線、東京メト
 
ロの三つ陸橋が三重に交差して神田川の上を跨いでいる、構図的に面白い場所なのです。
 
 
 
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午前10時、橋の中央に横一列にみな座り込んで、夢中で絵筆を走らせます。
 
道行く人の中には、カメラでそんな姿を撮っていく人もいます。
 
 
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今日は傑作はお預けにして、あられもないわがスケッチ仲間の様子だけを、アップすることにし
 
ました。
 
想像してください。 こんな姿で、持参のお弁当もここで頂くのです。
 
さすがにこの後は場所を移して、静かな街の一角にずら~と並べて講評会がありました。
 
私のいちばん落ち込む、魔の時間帯なのです
 
 
 
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  解散後、久しぶりの神田なので神田駅まで歩きました。
 
 元の鉄道博物館のあったレンガの建物が、今は素敵なショップに変わっていました。
 
 ご自由にお入りくださいの張り紙につられて店内に入ると、そこにはマニアには堪らない
 
 高級品ばかりのギターが、沢山飾られていました。
 
 さすがに神田は江戸の粋。横浜ばかりがおしゃれな街ではないと、気をよくして帰りました。
 
 

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大山詣でにつづいて伊勢原市にあるお寺、日向薬師にもお参りすることになりました。
 
日向薬師は、716年、行基菩薩によって創建された古寺で、日向山霊山寺と呼ばれ、日本の三大薬師として崇敬されていた霊場だったのです。
それが明治初期の、廃佛毀釈によって荒れてしまったのを、宝城坊に引き継がれ今日に至っているそうです。
 
 
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 日向薬師さんにお参りすると、目が良くなるという方も多く、また里山の自然環境に恵まれた景観から、ウオーキングコースにも組み込まれて、訪れる人達も多いようです。  
 
 
350年前、古材をもって再建されたという鄙びた茅葺き屋根のお堂を眺めた途端に、この古いお堂に目を奪われてしまいました。
 
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  本堂や鐘つき堂の茅葺きの屋根など、風雅なたたずまいには、ひとしお安らぎを覚えます。
これこそお薬師さまのお力かと思います。
 
 
                                          
 
日向薬師を後にして、最近はクリスマスのイルミネーションで有名な宮が瀬ダム湖にも寄って来ました。
 
いちだんとと日が短くなったせいか、夕景になってしまいました。 
  
 
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11月29日から点灯されるそうですが、その日を楽しみにいたします。
 
                      
 
 
 
最後に、本日のお昼食に頂いた、とうふ料理、おいしかったです!
 
 
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